花火/ Feuerwerk
大晦日と年越しは友達と過ごすのがドイツでは一般的です。そして一緒にチーズフォンデュを食べたり、溶かした鉛で占いをしたりします。午前0時の新年の瞬間にはスパークリングワインで乾杯し、幸運を祈って花火を打ち上げます。ドイツで花火の販売が許可されているのは年末の1週間だけです。
幸運の豚 / Gluecksschweinchen
新年のお祝いに人々はよくラッキーアイテムをプレゼントします。典型的なラッキーアイテムは、口に幸運の1ペニー硬貨を加えた豚をマジパン(アーモンドペースト)でかたどった物です。他には同じくマジパンの四葉のクローバー、赤いキノコ、煙突掃除人などがあります。
三王来朝 / Heilige Drei Koenige
1月6日の三王来朝でドイツのクリスマスシーズンは終わります。三王来朝は3人の賢者が星に導かれてベツレヘムで生まれた幼子イエスのもとに黄金,乳香,没薬を携えてやってきたという聖書のいわれにもとづくもので、シュテルンジンガー(星の歌い手)といわれる、3人の賢者に扮した子供たちが星を持って家々をまわります。
カーニヴァル / Karneval (Fasching)
ドイツの多くの町では、2月の断食(肉を食べないなどの節食)の始まりの1週間前にカーニヴァルを祝います。人々は仮装をして、何日にも渡ってお祭りさわぎを続けます。日中は派手な色に飾り付けた台車で長い行列を作ってパレードを行い、たくさんのお菓子をばらまきながら練り歩くのです。ドイツの伝統的なカーニヴァルは本来ケルトゲルマンの風習で、冬の悪魔と精霊を追い払うという意味があります。
クラプフェン / Krapfen
カーニヴァルの期間中には人々はお酒をたくさん飲みますが、その時期はまた油を使った様々な焼き菓子の季節でもあります。節食の期間の前に最後にもう一度うんと脂っこいものを食べておこう、というのです。
その中でも特にこの時期に好んで食べられるのは、丸いイースト生地を油で揚げてジャムを詰め、最後に粉砂糖をかけたクラプフェン(ベルリーナー)というお菓子で、同じ生地にカスタードクリームや生クリームを詰めたものもあります。
ヴァレンタインデー/ Valentinstag
2月14日にカップルは小さなプレゼントか詩をパートナーに贈ります。これはイギリスからの移民がアメリカに持ち込んだ習慣で、第二次世界大戦中にドイツに
来たアメリカ人兵士たちによってドイツにもたらされました。
ヴァレンタイングッズ / Artikel zum Valentinstag
ヴァレンタイン・デーには特によく花をプレゼントします。花の次に好まれるのはメッセージの書かれたカード、チョコレート、香水やかわいい雑貨などです。
この写真はドイツの雑貨屋さんに並べられたヴァレンタイン関連グッズです。