お店のイースター関連商品 / Osterartikel
ドイツのイースターはキリスト教とゲルマンの古い伝統が結びついたもので、家族で祝うのが普通です。うさぎの形のチョコレートやクリーム,ヌガー,マジパンが詰まった卵の形のチョコレートなど、イースターの数週間前からお店はイースター関連の商品で溢れます。そのなかでもいちばん人気があるのはゲルマンの豊穣のシンボルであるイースターうさぎです。
カラフルな卵 / Bemalte Eier
イースターの時期には中身を抜いた卵に色をつけたり、にわとり,イースターうさぎなどを描いたりして飾ります。使われるのは主に鶏の卵ですが、がちょうなどの、もっと大きな卵を使うこともあります。
イースターエッグの染料 / Eierfarben
イースターの前にはゆで卵を殻ごと染めます。方法はいくつかあり、食紅と一緒に茹でたり、熱いまま染料に浸したりするのが一般的です。液体塗料でマーブル模様を出したり、シールを貼って模様を出したりするやり方もあります。変わったものでは、東ドイツの少数民族ソルブの、ろうけつ染めのような繊細な技法もあります。
イースターの食卓 / Gedeckter Ostertisch
イースターの日に朝食の食卓はカラフルに染めた卵やチョコレートの卵やうさぎなどで綺麗に飾られます。その他にも花を花瓶にいけたり、木の枝にイースターエッグを吊るした飾りを立てたりします。この日の朝食は家族みんなで食べます。
イースターのパン / Osterbrot
イースターには四つ編みの、白い小麦粉を使ったイースト生地のパンが好んで食べられます。このパンはどのパン屋さんでも店先に並びますが、この日の朝食のために手作りする家庭もあります。
羊のケーキ型 / Osterlamm-Backformen
このケーキ型はバター生地で焼く、イースターの、ひつじのケーキに使います。イースターの日付は聖書に出てくるユダヤの過越しの祭りに由来して、春の満月の後のはじめの日曜日と決められているので、毎年変わります。子羊はイエス・キリストのシンボルなの
です。
イースター・バスケット / Osterkorb
これはよくある感じのイースター・バスケットです。粉砂糖をかけた子羊のケーキに、殻に色をつけたゆで卵,チョコレートや卵型の砂糖菓子などが入っています。
イースターのエッグ・ハント / Ostereiersuchen
子供たちにとってイースターは毎年心待ちにしている楽しい行事です。
なぜなら、イースターうさぎがやってきて、家の中や庭のあちらこちらに卵を隠すからです。子供たちがイースターの前に藁や木の枝や草などで巣を作って庭のしげみに置いておき、次の日にイースターうさぎが卵を置いていくのを待つこともあります。